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2025ヨーロッパ選手権(イタリア/Viterboサーキット) 2
2025.6/6〜8
ヨーロッパ選手権が行われるVitervoサーキットには私がイタリア在住時に一緒に暮らしたルームメイトたちも多くいます。数年前に世界選手権KZ1クラスで優勝を果たしたイグレシアスは今では引退しCRGワークスチームを引っ張る立場に、また日本でも知名度がある巨大チームFORZAレーシングの社長クロックスフォードも元ルームメイトです。イグレシアスにはようやく直に会って数年前の「おめでとう!」を伝えることができました。さらにルームメイトのひとりロベルト・トニネッリはParolinワークスを率います。会った瞬間からOKクラスのクリスチャン・コストーヤ選手の速さと才能をしっかり見ていくように言われます。さらにルームメイトでかなりの親友、GFRエンジンのアイトールやGFRの社長からも「コスト―ヤのエンジンデータが当時のMAXフェルスタッペンと同じで、もうしばらく現れないと思っていたドライバーが久々に現れた。」とため息をつくように言われました。ちなみにアイトール君はF1で活躍するアレックス・アルボン選手の義父。
土曜日の夜は、友人でもあるParolin社率いるマルコ・パロリンと食事会。数時間にわたり日本の市場動向や様々な業務的な話題のあとやはりクリスチャン・コストーヤ選手の話題に。明日は確実に勝つのでしっかり見るようにとのことでした。
そして彼は日曜日余裕で勝ちました。笑
素晴らしいのは全てのヒートにおいて一度も2位になることない完全優勝かつ、彼のカートの乗り方がどの選手よりも丁寧で舵角がかなり少なく、私が見たすべてのラップでタイヤのスキール音がブレーキやアクセルオンで一切なく、「"く"の字」コーナーでは彼だけがアクセルをオフにする区間があるのがとても印象的でした。動画配信では伝わらない生の彼のドライビングは近年見たことのない、確かにフェルスタッペン級のレベルでした。
世界最高峰のレースで完全優勝した彼の表彰式を見守り帰ろうとしたときにマルコ・パロリンから「見たでしょ。言ったでしょ。凄いでしょ。」と。
確かにすごかった。PM16時前。実は翌日の月曜日は朝から各取引先を訪問するため、また450キロを運転して北イタリアに戻らないといけません。
慌ててサーキットをあとにし、着いたのは21時。それでもイタリアの夏季は日が沈まず、私が好きな街の一つ。ガルダ湖ほとりのデゼンツァーノガルダという街で一泊。
湖がとても美しい湖畔を散歩しイタリアについて初のピザを食べ、ヨーロッパ選手権見学のスケジュールは完了です。
翌日の月曜日からは各お取引先を巡ります。
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