2025ヨーロッパ選手権(イタリア/Viterboサーキット) 1
2025.6/6〜8
1年半ぶりに海外出張を行いました。
行き先は私がカートの修行時代に長く過ごしたイタリアです。今では多くある弊社の取引先のほとんどがイタリアに集中しており、まさにイタリアはカートのメッカ。
日本のレーススケジュールの合間をぬってなんとか海外出張出来るタイミングに今回は私がまだ行ったことないサーキットであるViterbo(ヴィテルボ)にてCIK-FIAヨーロッパ選手権が開催されるタイミングとあり、久々のビッグレース視察と、その後に各お取引先を訪問し、さらなる親交と商品への知識を深めるため現地へ飛びました。
Viterboのサーキット自体はローマの北部100キロ弱のところにあるのですが、様々な諸事情で今回はイタリア北部のベネチア空港に早朝に到着。その後レンタカーを借りイタリアのほぼ中部にあるVitervoサーキットまで約450キロを駆け抜けなんとか15時前にはViterboサーキットへ初訪問。金曜日ですがすでにタイムトライアルは終わり数多くある予選ヒートがOK、OK-J、アカデミークラスとひっきりなしに行われている最中でした。
現地の様々な友人知人から数年前にオーナーが変わったViterboサーキットは大幅なリニューアルを経てヨーロッパ選手権級のビックイベントが行われるレベルのサーキットに変貌を遂げた経緯、またこの新オーナーがとても優秀で、ビジネス面はもちろんお人柄も素晴らしい人物だという声を多く聞きました。今、彼らの野望はこのViterboサーキットを皮切りに様々なイタリアのカートサーキットを買収し、さらにカート業界の発展に寄与することという凄い目標をもっておられるそうです。
何より驚いたのは、誰もが無料で来場、駐車出来るエリアに複数人のスタッフを配置し、絶対に車上荒らしを起こさせない(イタリア時々あります・・・。)という意気込みとトイレで座ってピザが食べれるのではないか?(友人談)というレベルの清潔で掃除の行き届いたトイレ。そして決して高くない一般的な価格のバーやレストランです。ゴミ箱はしょっちゅうバギー車で回収。今まで見たことないハイクオリティの施設レベルでした。「これなら、どんどん他のサーキットも買収して改革を行って欲しい!」そんな声が随所に聞かれたサーキットです。
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